web上どこにも情報がなかったので、メモを残しておきます。
(情報のプロではないので、言葉のミスは訂正するので教えてください)
したいことは次の通り。
- RTX5000はLAN1, LAN2ともLAG。
RTXの制約上、staticに限る。
- SWX2300はRTX5000のLAN側とLAG。
ちなみにSWX2300はLAGのモードとして、staticとlacpを持つ。RTXと接続するポートはstaticなのでそのように設定する。
設定を読むとアクセスモードなのに、vlan_tagを必要とする。
ipなどの情報は次の通り。
- RTX5000のLAN側:192.168.100.1/24 (default)
- SWX2300: 192.168.100.240/24 (default)
既存のポートはアクセスモードでvlan1に所属
RTX5000の設定
こちらはwebの情報とおりに作業すればよい。
LAN2:1-2:4をLAN2として、 LAN1:1-1:4をLAN1としてまとめる。
lan link-aggregation static 1 lan2:1 lan2:2 lan2:3 lan2:4
lan link-aggregation static 2 lan1:1 lan1:2 lan1:3 lan1:4
後はRTXのコマンドをいつも通り書けばよい。
SWX2300の設定
こちらはweb上の解釈をすると(
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/SW/docs/swx2300/index.html )、少し悩む。。。。
したいことは、port1-4をLAG用にまとめて、sa2というグループにする。
一応、CUIでコマンドラインの実際の流れを示す。
面倒だったので、telnetでログインしています。
まずは、ゲートウェイなどの情報を追加しています。
必要なのか不明ですが、アップデートの時楽なので。
$ telnet 192.168.100.240
Trying 192.168.100.240...
Connected to 192.168.100.240.
Escape character is '^]'.
Password:
SWX2300-16G Rev.2.00.13 (Tue Feb 7 13:47:37 2017)
Copyright (c) 2015-2017 Yamaha Corporation. All Rights Reserved.
SWX2300>enable
Password:
SWX2300#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
SWX2300(config)#ip route 0.0.0.0/0 192.168.100.1
SWX2300(config)#ip name-server 192.168.100.1
SWX2300(config)#write
Building configuration...
[OK]
続いてLAGの設定です。
CUI内で
ポートnは
ge nになります。
vlanタグをなぜが設定しなければいけず、RTX5000のデフォルトがどうなっているのか調べる必要がりますが、vlan 1です(どこかで書き込みを見たのですが忘れました)。
ということで次のようにすればよいです。
SWX2300>enable
SWX2300#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
SWX2300(config)#interface ge1
#switchport access vlan 1
SWX2300(config-if)#static-channel-group 2
SWX2300(config-if)#interface ge2
SWX2300(config-if)#switchport access vlan 1
SWX2300(config-if)#static-channel-group 2
SWX2300(config-if)#interface ge3
SWX2300(config-if)#switchport access vlan 1
SWX2300(config-if)#static-channel-group 2
SWX2300(config-if)#interface ge4
SWX2300(config-if)#switchport access vlan 1
SWX2300(config-if)#static-channel-group 2
SWX2300(config-if)#exit
SWX2300(config)#exit
実はこれでほとんどおしまいです。
設定が有効になっているか確認します。
static-channel-group 2というのは、sa(Static Aggregator)2というグループになっていますので、
次のコマンドで実際に確認します。
SWX2300#show static-channel-group
% Static Aggregator: sa2
% Member:
ge1
ge2
ge3
ge4
SWX2300#configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
SWX2300(config)#interface sa2
SWX2300(config-if)#no shutdown
SWX2300(config-if)#exit
no shutdownで実際に有効になりました。
実際にパケットが流れていることも確認できています。
SWX2300#show interface sa2
Interface sa2
Link is UP
Hardware is AGGREGATE
ifIndex 66, MRU 1522
Interface counter:
input packets : 13
bytes : 1928
multicast packets: 2
output packets : 656
bytes : 73073
multicast packets: 119
broadcast packets: 27
一応、これで動きます。