2009/08/04

ネタあかし。

今回の発表の内容説明です(abstractはここ)。
ちなみに
 ・講演で説明済み
 ・講演で説明なし
Risa Conf. '09では、Symbolicな部分のみ話したので、
Numericまで見渡せる日本語での解説はどこにもありません。

1.Barnettの定理およびmodifyされた1変数GCD計算法のレビュー
  Bezout行列の線形関係から
  明らかに数値計算の色の濃い解説になっています。
2.上の拡張による、多変数GCD計算法の提案
  これをベズー構成(Bezout Construction)と名付けた。
  明らかに、ヘンゼル(Hensel)構成を意識したネーミング。

  個人的には、
  「GCD算法を作れるとは夢にも思っていなかったので、すごく満足」
  浮動小数係数では恐ろしく安定かつ効率的なので、数年はみんなが解析すると期待。
  (あわよくは、これが標準になってほしい)
  私はすでにいろいろわかっているので、急いで論文にする必要あり。
  
3.数値的な安定性の解析
  3-1.Hensel構成とのからみ
  3-2.条件数について

- - - -


以上、内容の解説でした。

0 件のコメント: