2009/04/12

今回のIssac

Issac2009のaccepted papersが公開されていました。

 http://issac2009.kias.re.kr/accepted-papers.txt

うちの研究室の助教のが入っていました。
御苦労さまです☆


よくよく見ると、issacの流れが計算機数学というよりは純粋数学に向きつつあり、
 難しい数学を使わないとダメ!!!
みたいな流れになりつつあります。
(中には面白そうなのがありますが、ここ5年でissacの質が変わったように思います。
これにはうちの先生や同業者の先生も同じ意見。なんだかなぁと言ってました。)

Issacに拾ってもらえなかったSymbolic-Numeric Computation関係は
SNC(Symbolic-Numeric Computation)2009にすべて流れますね。。。
(SNC2007は流れついた論文ばかりでしたが、issacより聴きごたえがありました)


issacのこの流れは変わらないと思うので、

あと数年で、issacからはSymbolic-Numeric Computationがほとんど消えるでしょうね。

悲しいかな、これが現実です。


近似代数がある意味で力をもった証拠なのでしょうが、
計算機数学の最高権威の学会としてはちょっぴり悲しくなります。。。


わかったことは、SNCのハードルがあがるであろう、ということです。
私の論文ですが・・・かなりの力作なので・・・引っかからないかなぁ。。。

2 件のコメント:

sanuki さんのコメント...

コメントのテストです。

Akira Terui (照井 章) さんのコメント...

Goolgleのblog検索から流れ着いて、情報読みました。ありがとうございます。

たしかに近年のISSACに出てくる論文は難しくなってますね(今回の私のは例外ですが)。これが数学だから愚痴っても仕方ないのかもしれないけど、単に難しいだけでなく、本当に面白いアイデアや、後世に残るような価値のあるアイデアが今後も取り上げられるとよいですね。

まぁSNAPのいろんな話題なんかは、SNCなどでワイワイ議論するというのもよいのかもしれませんね。

sanukiさんのご健闘もお祈りします。